当山で執り行われる大護摩(おおごま)供(く)鬼追い豆まき式は、約三百八十年前から行われている伝統ある行事です。この行事は二月立春の前日に行われ赤鬼、青鬼、黒鬼が登場する全国でも大変珍しい勇壮なものです。赤鬼は長さ三メートル、重さ二十五キロの大松明を持ち、青鬼は剣、黒鬼はこん棒を持ってご本堂の回廊を駆け回ります。節分会当日は、十二時・十六時・二十時三十分と三回の大護摩供鬼追い豆まき式が行われ数万人の参拝者で賑います。この行事は立春の前日に総ての災厄を払い新しい春を迎えられるように行う行事ですので、先ず御本尊不動明王の御宝前で檀信徒の皆様方の開運厄除、家内安全・商売繁昌等を祈って大護摩供が厳修されます。その後半鐘の音を合図に三匹の鬼が登場し年男の皆様方による豆まき式が行われます。
【日時】2015年2月3日(火)
【会場】不動ヶ丘不動尊 總願寺(埼玉県加須市不動岡2-9-18)
【ホームページ】関東三大不動尊 不動ヶ丘不動尊
【問い合わせ】不動ヶ丘不動尊 總願寺/0480-61-0031