みなさんこんにちは、コセです。
地元では当たり前だけど、他所の人から見ると常軌を逸していることってありますよね。
僕は、大学時代にそんな機会に遭遇しました。
「大丈夫」を「だいじ」と何気なく使っていたら、
東京生まれヒッチコック育ちの親友に「君は常軌を逸している!」と言われたのです。
これはなかなかの衝撃でしたね。
そんな地域色を感じさせるもののひとつに、「ローカルフード」があります。
ミクニタスエリアは茨城・埼玉・栃木・群馬を含んでいますが、正直、今回紹介するローカルフードは、
どこまでが認知エリアで、どこからが「常軌を逸している!」と言われるエリアなのか、
私自身も記事を公開してみないとわかりません。
そもそも発祥の場所すらわからない、神秘に包まれた古代文明的な存在なのです。
エリア内の方には、モザイク画像のカラーリングでピンと来ている方もいるでしょう。
個人的には、MAXコーヒー的な存在だと思っているローカルフード。
しかし!ここで私は懺悔しなくてはなりません!
私・・・これを、食べたことありません。
・・・・・・・・・・・・
ローカルフードとか言っておきながらごめんなさい。非県民でごめんなさい。
と、そんな謝罪でブログが終わることもできるはずがなく、
「百聞は一見に如かず」ならぬ「百聞は一食に如かず」ということで、
買って来ましたよ!一部の方には知られているあのお店でね!
では、ご覧下さい!
赤コーナーよりぃぃぃ!赤きローカルフードのぉぉぉぉぉ入場ですっ!
ドン!
どうですか、このカラーリング。あの名作野球マンガのワンシーンを思い出さずにはいられません。
「きれいな赤色してるだろ・・・」
「ウソみたいだろ・・・」
「イカなんだぜ、これで・・・」
はい。
そうそう、コイツですよ、真っ赤な「煮いか」。屋台で見かけるアイツです。
もはや駄菓子のごとき赤さですよね。
勝手な思い込みだったんですが、煮いかって「すっぱい」と思ってたんですよね、色的に酢だこ的な。
ところがですよ。
全く匂わない!
鼻が取れてクリリンになっちまったんじゃないかと思うほど無臭。
これなら天下一武道会に出てバクテリアン倒せるんじゃないかと思っちゃいましたよ。
サイズもなかなかのモンです。22〜3cmほどでしょうか。
いざ、尋常に!
・・・うん。
・・・うんうん。
・・・あー、なるほどなるほど。
食感、味、風味、あらゆる要素と複雑な計算式が瞬時に頭の中で構築され、
そこにひとつの解答をはじき出してくれました。
これは・・・・・・塩分多めのイカですね。
私の中のメシペディアに『「煮いか」:塩味のいか。』という欄が書き込まれた瞬間でした。
何と言いますか、酒の肴ですね、こいつは。
昼間からソフトドリンクで2枚平らげるのはタフでしたが、ハードボイルドを志す私には避けられない戦いだったと言えるでしょう。
そして2枚、無事に完食。
成人男性の一日に必要な塩分量を大幅に超えていると思われます。
この煮いかですが、屋台だと1枚3〜400円くらいでしょうか。
いかも1杯きっちり使ってますし、そんなもんなんでしょう。
最初にも書きましたが、起源的なものが全くわからないんですけど、色が真っ赤ですし、おめでたい席で振る舞われる料理なのかもしれませんね。
ではでは。