幸手とは、遠きにありて思うもの。
地元の古河から割と近いにも関わらず、権現堂に行ったのすらつい昨年のこと。
我ながらなんてmottainaiことをしていたのかと後悔しています。
幸手、面白いですよね、名前からして。
幸せの手ですよ、幸せの手と書いて「幸手」。
そんな幸手で山車を引きずり回すエグいお祭りがあると聞いて、取材に行ってきました!
※この段階ではお祭りの全貌がわかっていないため、無礼な言葉遣いになっていること、謝罪いたします。
市役所にこんなオブジェ。まさにハッピーハンド。
山車の集合地点には既に山車が集まり始めていました。狛犬さんも毎年こうして眺めているのでしょう。
キツいわ〜、ひとりで引くとかマジキツいわ〜。
などと知り合いがいないことを良いことに写真を撮りまくっていたら...
まさかの同級生IMAI君に遭遇。Iに始まり、Iに終わるIMAI君です。
先日の久喜と同様、とりあえず解散して各自治会の下へ戻っていきます。
またしても行き場を失い、彷徨っているうちに夕方に。
※写真は私ではありません。
そう、この日のメインはこれから始まる「花山」なんですよ!
名前だけ言われたって意味わかんないですよね。この段階では私もよくわかっていません。
よくわからぬまま、とりあえずメイン会場となる場所に陣取っていると...
お...おぉう...なんかスゴい行列来たぁっ!
この時点では、山車の上のひとが一番テンション上がってます。
そして、次の瞬間......
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」
「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
「Here we gooooooooo!!!」
・・・・・・はい。
とまぁ、これが「花山」です。
解説:元々、幸手の駅前は坂になっていたそうで、その坂をこうして山車が駆け上がり、その駆け上がり具合を競うのが「花山」だということです。
そんな感じで次々と自治会の山車が駆け抜けていきます。
こちら、昨年優勝の荒宿の駆け上がり。そばで見るとスゴい迫力です!
全部の自治体が駆け上がり終えて、駅前ロータリーにすべての山車が並びます。まさに壮観。
順番に自治会の紹介があって、ここでもハイテンションな荒宿の面々。
そして、遂に結果発表の瞬間...
花山の優勝は......
......(ドクン)
......(ドクン)
仲町・青和會ィィィィィィィィ!!!
おめでとうございましたm(_ _)m
それでは、仲町の駆け上がりの様子をご覧下さい。
・・・・・・はい。
何となく引っ張っている人の姿勢からわかると思いますが、勢い余って方向がズレてしまい、
ワーワー言いながら緊急停止してました(笑)
その辺りの荒々しさが評価されたのでしょう。
そしてお祭りは終わり、山車が商店街の方へと戻っていきます。
ぼんやりとした幻想的な提灯の灯りは、もはや和製エレクトリカルパレード。
※正確にはエレクトリカルではありませんが、雰囲気でご了承ください。
荒宿のみなさん、笑顔で提灯を振っていますが、秘かに来年のリベンジを誓っていることでしょう。
ではでは。