古河の市街地が花火大会で盛り上がっている頃、私はまたしても畑にいた。
畑と言っても土を踏みしめているわけでは無い。足下にあるのはソルゴと呼ばれる植物だ。
背丈は2メートル近く、それ自体は食べることができないが、農作物を育てる際の肥料として使われたり、風よけなどとしても役立つらしい。
イベント「SORGO(ソルゴ)」の会場は、主催者のひとりであり、実家で農業を営んでいる八城和也さんの家の畑。
古河市山田(旧三和)にある、のどかな場所である。
参考までに、どれぐらい「のどか」なのかと言うと・・・
これくらいである。ご理解頂けたであろうか。
近所の駐車場に車を停め、地図を頼りに会場に向かう。
ソルゴに溶け込むようにして、先日畑にお邪魔させて頂いた園部さんが。
これが「SORGO」の入場チケット。
入場料500円で、帰りに野菜と引き換えることができる仕組みだ。
ちなみに、制作は「江連判子店」さんとのこと。
南国を思わせるソルゴ・ロード。もはや入口と呼んで良いのかも迷うほどの生い茂りっぷり。
会場の中には、八城さんと同じく主催のひとり、「ドウグヤタサキ」さんの照明がセッティングされている。
この場所がライトアップされるのを想像して、少し胸が高鳴る。
中心はこんな感じ。いくつかの店がテントを出している。
とりあえず暑かったのでかき氷をば。
普段のイベントでオシャンティーなスイーツを提供している「FLOUR BASE 105」さんだが、夏ということで「氷屋 105」として獅子奮迅の働きをしている。
八城さんの家で穫れたとうもろこしを使った「モロコシ・ベイベー」があったので、さっそく注文。
こんな感じ。
味は、とうもろこしの食感と甘み、そしてチーズのような感じもする。
初体験の味に驚きながらも、ペロッとたいらげた。
昼のソルゴ、ヒルゴを写真に収めんと、会場内を徘徊。
畑の中心でスクラッチメン・アプー。
こういう空の写真は、ファインダーを覗き込んでいるだけで楽しい。
市街地の空は、どこも電線で区切られてしまっているから・・・
さ、暗くなってきましたよ。
夜のソルゴ、ヨルゴを撮る前に腹ごしらえ。
畑の中心でガーナ料理を食べました。絵日記に書いたら担任が疑うような文面です。
私事ですが、食べてる姿が「野武士みたいだ」と言われました。
ガーゼのような素材で包まれた照明のライティングは幻想的。
テーブルの上の照明もいい感じ。
会場の中心にあったドウグヤタサキさんの照明作品、超いい感じ。
あら、浴衣の女の子。
こうしてソルゴ・ナイトは夜通し行われたとか行われなかったとか・・・
※行われていません。