涼しさは、人間を活動的にさせます。
ちょっとした距離であれば、クルマよりも自転車で走ってみたくなったり、運動を始めてみたりと、秋を紹介する数ある形容詞の中でも、「スポーツの秋」という表現をしたくなる気持ちもよくわかります。
何だかんだ言いながらも涼しい日が多くなってきて、秋の足音が日増しに大きくなっている今日この頃。いざ自転車で出掛けようと思った日にはまさかのゲリラ真夏日・・・
しかし、「思い立ったが吉日じゃよ」という先人の教えを信じて向かったのは、群馬県邑楽郡板倉町。
ネット界隈では「グンマー」の愛称で知られる群馬県は、これまでのブログでも遊びに行ったことがなかったエリアです。
自転車で遊水地を横目にさわやかな秋の風を感じながら夏の断末魔の如き日差しを浴びながら走り続け、板倉の中を迷いながらも何とか目的の場所に到着しました。既に汗だくです。人に会いに行く仕事じゃなくて良かった・・・
入口が大変慎ましい「板倉町中央公民館」です。
今回のお目当ては、ここの2階にある「千手観音」。
「なぜ公民館に千手観音が??」と思われるかもしれませんが、「あるんじゃよ」と言うので見に来たわけです。
そして、お目当ての千手観音がこちら・・・
※虫が苦手な方はご注意ください。
なんか照明を反射してピカピカと光っていますね。
・・・ん? これって・・・よく見たら・・・
ムムムッ!!むむむ虫じゃありませんか!!?
大変申し訳ありませんが、アップにすると、若干気持ち悪いですね。
展示ボックスに書いてありましたが、これは農家を営む板倉町民の方が寄付したものだそうです。
昆虫採集が昔から趣味で、標本にしておくだけでなく、何か形にすることで後世に引き継いでいきたいとの思いから、この千手観音の製作に至ったとのことです。
さてさて、これだけだとちょっと受けが弱いなと思い板倉にはもうひとつ外せないスポットがあるのを思い出し、こちらの場所にも行ってきましたよ。
じゃん。雷電神社です。全国津々浦々に建っている雷電神社の総本社は板倉にあるんですよね。
こちらは「なまずさん」。触ると幸運がやって来ると言われています。
かんガエル・・・
史上最強として名高いスモウレスラー・雷電為右衛門の手形もありました。
こちらの雷電神社には勉学の神様として有名な菅原道真公が祀られているんですが、実は同じ板倉にもう一ヶ所あるんですよね。
菅原道真公が祀られていて、なおかつ歴史的にも価値のある天井画が描かれている神社が。
ま、それはまた受験シーズンにでも書きましょうかね。
ではでは。