ミュージシャンの聖地。
サッカーの聖地。
唐揚げの聖地。
そして、アニメの聖地・・・
4コマ漫画原作の人気アニメ『らき☆すた』。
その劇中の舞台として描かれた、埼玉県は久喜市・鷲宮。
痛絵馬・発祥の地としても有名な鷲宮神社周辺で、「らき☆フェス」が開催されました。
こういうことをブログで書くのは初めてなので、テンションに困っていることがおわかり頂けるでしょうか。
軽い感じで記事を書いて、ネット上の皆様からひんしゅくを買い、ひんしゅく買い過ぎて完売し、炎上し、閉店する。
そんなことだけはっっっ・・・避けたいっっっ・・・!
なんとしても・・・!!!
・・・っっっ!!!
はい。
鷲宮神社の駐車場に到着すると、すでに何台も痛車が!
ただ、この日は車のお祓いを受けに来ている一般の車両も多くて、会場前の神社通りはちょっと渋滞気味になるほどでした。
この鷲宮神社って、「関東最古の大社」という、聖地になる以前から十二分に歴史的価値をたっぷり含んだスポットなんですよね。
ただ、お祓いに来ている人たちは、痛車を見ても特に驚いている様子がありません。
みんな、見慣れてるんですかね。先輩、さすがッス。
神社の前にばかりいても仕方ないよなぁと思っていたら、駅の方へ向かう人がちらほら。
とりあえず、同じ方向へ。
はい、どん。
さすがにこれは見なかったことにできないので中を覗いてみようと思いました。
が、入口に人影が見える通り、満員御礼なんてレベルじゃないぐらいに、朝の通勤ラッシュ時の満員電車ぐらい人が入ってます。
ここは聖地の中でも「聖域」なんだろうと自分を納得させて外観だけ撮ってきました。
この日はコスプレイベントも同時開催されていて、この界隈を歩いているとコスプレをした人(通称レイヤー)とすれ違いました。
最後に、ちょっと真面目な話を。
鷲宮って、商工会が『らき☆すた』とコラボ商品を開発していて、好意的に受け入れて活動している印象があります。
商工会も一つの「民」の形ではありますけど、漫画・アニメファンっていうのは、同じ「民」であっても、ちょっと立ち位置が異なる「民」じゃないですか。
こういった、立ち位置の違う「民」のコラボレーションっていうのは、どう転がるかわからない化学反応がスゴく興味深いですよね。
このイベント空間・地域においても、「日常」と「非日常」が完全には混ざりきっていない混沌とした雰囲気があって、何とも不思議な体験ができました。